リフォームローンの審査に申し込む際、多くの人が完璧だと思っていても、意外なところで落とし穴にハマってしまうことがあります。その一つが「健康状態」です。団体信用生命保険への加入が必須条件となっているローンの場合、告知内容によっては保険に加入できず、結果として融資が受けられないことがあります。持病がある場合や直近で大きな手術をした場合は、事前に保険の審査に通るかどうかを確認しておく必要があります。また、物件自体の「違法性」も盲点です。増築を繰り返して容積率をオーバーしていたり、建築時の確認申請が正しく行われていなかったりする建物の場合、リフォームであっても融資が拒否されるケースがあります。特に中古住宅を購入してすぐにリフォームをする際は、その建物が現在の法令に適合しているか、担保価値が十分にあるかを慎重に確認しなければなりません。次に注意したいのが、クレジットカードの「キャッシング枠」の存在です。実際に一円も借りていなくても、カードに高額なキャッシング枠が設定されているだけで、銀行はその枠を「潜在的な借金」と見なすことがあります。審査の前に、利用していないカードのキャッシング枠をゼロにするか、カード自体を解約しておくことで、返済能力の評価を上げることができます。さらに、最近増えているのが「ネットでの買い物の延滞」です。後払い決済や、ECサイト専用のカードの支払いをうっかり忘れてしまったという些細なミスも、信用情報にはしっかりと刻まれます。一度ついた記録を消すには数年の時間がかかるため、日頃からの管理の徹底が求められます。最後に、リフォーム会社との契約のタイミングにも注意が必要です。審査の結果が出る前に工事契約を結んでしまうと、万が一融資が降りなかった際に多額の違法金が発生するリスクがあります。必ず「ローン特約」を契約書に盛り込み、審査に落ちた場合には無償で解約できるようにしておくことが、自分を守るための最低限の防衛策となります。
リフォームローン審査で意外と見落としがちな落とし穴と注意点